【亜州ビジネス編集部】半導体の低消費電力化ソリューションを提供する米ラティス・セミコンダクターは14日、ペナン州に新拠点を開所したと発表した。州内でより大きいオフィスに移転した格好で、ソフトウエアやハードウエアの研究開発（R&D）やエンジニアリング、顧客サポートなどの規模を拡大する。

　新拠点はバヤンレパス地区の複合施設「セティア・スパイス・キャノピー」に入居。高スキル人材200人以上の体制で業務を行う。

　同社は2021年にペナン州へ進出。優秀な人材が豊富で現地政府の支援も厚いほか、パートナー企業が周辺に多いことから規模拡大を決めた。同社はクラウドから電子機器、機械、自動車など幅広い分野で使われる半導体の低消費電力化ソリューションを提供。米国とマレーシアのほか、中国、フィリピン、シンガポール、カナダに拠点を持つ。


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