【亜州ビジネス編集部】車載電子機器メーカーのベタメックは15日、先進運転支援システム（ADAS）やデジタルコックピットなどの開発で、車載電子機器・ソフトウエアの研究開発（R&B）を手掛ける中国の深セン市衆鴻科技（SZH）と提携すると発表した。自動車の電子化が加速していることを受け、共同開発した製品を東南アジアの自動車メーカーに売り込む。
　完全子会社のベタメック・エレクトロニクス（M）を通じて同日に覚書を交わした。合弁会社を設立する方針で、電気自動車（EV）用の電子製品の開発などでも協力する。
　ベタメック・エレクトロニクスはカーオーディオメーカーとして設立。94年にプロドゥアの小型車「カンチル」向けに初めて受注した。その後は車載用のディスプレーやスピーカー、空調コントローラーなどに製品の幅を広げている。


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