DRBハイコム傘下の国民車メーカー、プロトンは6日、2024年4月の販売台数が前年同月比17.1％増の1万1025台（輸出含む）だったと発表した。23年11月に発売したCセグメントセダン「S70」が好調な上、輸出も堅調で販売を押し上げた。

　モデル別にみると、最も販売台数が多かったのはAセグメントセダン「サガ」で5031台。セグメント内では国内シェア2位だった。これに◆Bセグメントのスポーツ多目的車（SUV）「X50」＝1642台◆資本提携する吉利汽車と共同開発したCセグメントセダン「S70」＝1635台◆Bセグメントセダン「ペルソナ」＝1429台――などが続いた。X50とS70はそれぞれのセグメントでシェア首位だった。

　1～4月の販台数売は前年同期比1.0％増の5万175台（輸出含む）。モデル別では、サガが2万3278台で最も多く、S70が7463台、X50が7086台、ペルソナが6799台で続いた。

　1～4月の国内シェアは19.2％で2位を維持した。一方、輸出台数は835台で、前年同期から38.5％増加。24年に入ってカリブ海の島国トリニダード・トバゴに輸出を開始するなど市場を広げている。


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