マレーシア統計局が13日発表した2024年11月の流通業売上高は、前年同月比4.7％増の1493億3240万リンギ（約5兆2300億円）だった。前年同月を上回るのは38カ月連続。ただ伸び率は前月を下回り、2カ月ぶりに鈍化した。

　売上高の内訳は、◆卸売り＝4.7％増の661億5680万リンギ◆小売り＝5.8％増の648億4740万リンギ◆自動車販売＝1.4％増の183億2820万リンギ――。いずれも前月から伸びが鈍化した。自動車では、車両販売（4.3％減）が4カ月連続のマイナスで、修理（6.3％増）と部品販売（8.6％増）は前月を下回る伸びだった。バイク販売・修理（13.7％増）も減速したものの、5カ月連続の2桁増を維持した。

　11月の流通業販売量指数の上昇率（前年同月比）は3.9％で、38カ月連続のプラス。業態別では◆卸売り＝4.7％◆小売り＝4.1％◆自動車販売＝0.2％――だった。


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