【亜州ビジネス編集部】電気自動車（EV）充電所を運営する地場エブルーションは、充電所を2024年6月末までに100カ所に増やす。25年末までに2000カ所とする目標を掲げており、EV普及を後押しする。17日付ザ・スター・オンラインなどが伝えた。

　同社は現在、首都圏やペナン州、ジョホール州などの都市部で16カ所展開。今年6月まではこうした地域を中心に増やし、その後は全国展開する。

　16日にはRHB銀行の本社ビル「RHBセンター」に充電所を開所した。式典に参加したアンソニー・ローク運輸相は、エブルーションの事業拡大を歓迎。充電所の拡充がEV普及の鍵になると述べた。

　政府は、25年末までに全国で1万カ所のEV充電所設置を目指している。ただ同相によれば、現在は数百カ所程度にとどまっている。


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