ニュース 2024/07/30 20:56
ベトナム:中国・インド製熱延鋼のAD調査を開始=商工省
政策・政治 鉄鋼 貿易 ベトナム
商工省は26日、中国とインドから輸入する熱延鋼板(HRC)に対する反ダンピング(AD)調査を開始すると発表した。不当に安い価格で輸入され、国内産業に著しい打撃を与えているというメーカーからの訴えを受けたもので、12~18カ月かけて調査を行う。政府公式サイトが29日付で伝えた。
対象は2023年7月1日から24年6月30日までに輸入された中国製とインド製のHRCで、HSコード「7208」「7211」「7224」「7225」「7226」番台の27品目。メーカーは、中国製のダンピングマージンが27.83%、インド製が22.27%と訴えている。
ベトナムの24年上半期のHRC輸入量は前年同期比32%増の約600万トン。輸入額は34億6000万米ドルで、中国製が25億米ドルを占めた。中国製の輸入価格は1トン当たり560米ドルで、他国より45~108米ドル低かった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
対象は2023年7月1日から24年6月30日までに輸入された中国製とインド製のHRCで、HSコード「7208」「7211」「7224」「7225」「7226」番台の27品目。メーカーは、中国製のダンピングマージンが27.83%、インド製が22.27%と訴えている。
ベトナムの24年上半期のHRC輸入量は前年同期比32%増の約600万トン。輸入額は34億6000万米ドルで、中国製が25億米ドルを占めた。中国製の輸入価格は1トン当たり560米ドルで、他国より45~108米ドル低かった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。