ニュース 2024/02/27 19:59
マレーシア:国営石油系、サラワク州に水素製造拠点を開発
石油 建設 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】国営石油ペトロナス傘下でクリーンエネルギーを専門とするジェンタリは26日、サラワク州経済開発公社(SEDC)と共同で、同州ビントゥルに水素製造拠点を整備することで合意したと発表した。水素事業を手掛ける両社子会社のジェンタリ・ハイドロジェンとSEDCエナジーが合弁会社を設立し、事業を進める。2027年までに製造を開始する計画で、工業や運輸、エネルギーなどの分野向けに国内外へ出荷する。
サラワク州政府は、同州を世界有数のクリーン水素製造拠点とする目標を掲げている。こうした中、SEDCは昨年末、ENEOSと住友商事との3社でクリーン水素の製造事業を進めることで共同開発契約を締結。30年までの製造開始を目指している。また国営ベルナマ通信によると、今月26日には州内で整備されるゴムタイヤ式の次世代都市交通システム「ART」向けに水素燃料を供給することで、運営会社のサラワクメトロと契約を交わした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
サラワク州政府は、同州を世界有数のクリーン水素製造拠点とする目標を掲げている。こうした中、SEDCは昨年末、ENEOSと住友商事との3社でクリーン水素の製造事業を進めることで共同開発契約を締結。30年までの製造開始を目指している。また国営ベルナマ通信によると、今月26日には州内で整備されるゴムタイヤ式の次世代都市交通システム「ART」向けに水素燃料を供給することで、運営会社のサラワクメトロと契約を交わした。
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