ニュース 2023/06/22 21:56
マレーシア:23年の新車販売予想引き上げ、最大72万台=RHB
経済・統計 自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】商業銀行のRHB銀行は、2023年の新車販売台数が68万〜72万台に上るとの予想を発表した。従来は前年比6%減の68万台とみていたが、5月の販売が予想以上だったことから上方修正。前年に記録した過去最高の72万台と同水準に達する可能性があると見込む。ザ・エッジ・マーケッツが21日付で伝えた。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、5月の販売は前年同月比22.0%増の6万1795台だった。3月末に販売サービス税(SST)減免の猶予措置を終えても受注残が多く、新モデルも好調で販売が伸びた。1〜5月の販売台数は前年同期比12.3%増の30万978台。国産車プロドゥアや、トヨタ、ホンダでは成約から納車までの期間が長く、RHBは、これは新モデルへの需要が多く、受注レベルが高いことの表れであるとしている。ただし24年には高い販売水準を支える要素が今のところなく、60万台に落ち込むと予想している。
一方、ケナンガ・リサーチは23年の新車販売が前年比横ばいの72万台に上ると予想。安定した国内経済を背景に消費者信頼感は高く、労働市場も健全で、自動車市場も好調が続くと見込む。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、5月の販売は前年同月比22.0%増の6万1795台だった。3月末に販売サービス税(SST)減免の猶予措置を終えても受注残が多く、新モデルも好調で販売が伸びた。1〜5月の販売台数は前年同期比12.3%増の30万978台。国産車プロドゥアや、トヨタ、ホンダでは成約から納車までの期間が長く、RHBは、これは新モデルへの需要が多く、受注レベルが高いことの表れであるとしている。ただし24年には高い販売水準を支える要素が今のところなく、60万台に落ち込むと予想している。
一方、ケナンガ・リサーチは23年の新車販売が前年比横ばいの72万台に上ると予想。安定した国内経済を背景に消費者信頼感は高く、労働市場も健全で、自動車市場も好調が続くと見込む。
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