業界団体のペナン・フレイトフォワーダーズ協会（PFFA）によると、ペナン州の航空貨物取扱量は2024年上半期に5万8866トンとなり、前年同期から14.5％増加した。電気・電子産業の受注回復が背景にあり、PFFAは、通年で前年比5％増えると見込んでいる。ザ・スターが22日付で伝えた。
　ペナン州には多国籍企業や半導体メーカーが多く進出しており、上半期の航空貨物の70％を電気・電子部門が占めた。PFFAの代表者は、州内の企業からは第3四半期も出荷の好調が続くとの意見が多く出ており、年間では5％増の目標を達成できると述べている。
　なおマレーシア半導体産業協会（MSIA）が国内の電気・電子メーカーを対象に行った景況感調査では、回答企業の60％が24年第3四半期の業績を楽観。こうした中、国内全体では24年の航空貨物量が前年から6.0～6.6％増えると見込まれている。


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