マレーシア半導体産業協会（MSIA）が国内の電気・電子（E&E）メーカーを対象に行ったアンケート調査で、2025年第1四半期の業績を「楽観している」と答えた企業の割合は44％だった。前四半期の53％を下回り、2四半期連続で割合が低下。短期的な先行きの不確実性が高まっていることを反映した。ザ・スターが7日付で伝えた。

　中長期では楽観的な見方が強く、向こう12カ月の業績については66％が「楽観している」と回答。前四半期の63％から上昇した。

　第1四半期の投資見通しについては、44％が「前向き」と回答したものの、前四半期の52％から低下した。同期の採用見通しについては、72％がエンジニア・技術者を採用すると回答した。

　MSIAのウォン・シウ・ハイ会長は、労働力不足や外部からの地政学的圧力などの課題がある一方で、国内E&E業界は競争力を維持するための取り組みを続けていると述べた。


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