【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は22日、2023年11月の消費者物価指数（CPI、2010年＝100）が130.9となり、前年同月から1.5％上昇したと発表した。伸び率は前月を0.3ポイント下回り、21年3月以来、2年8カ月ぶりの低水準となった。足元のピークだった22年8月の4.7％から大幅に低下している。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は2.0％上昇し、前月を0.4ポイント下回った。

　12品目のうち10品目がプラス。最も伸びが高かったのはレストラン・ホテルで4.3％だった。これに食品・非アルコール飲料が2.6％で続き、食品の中ではコメ・穀物が3.1％と高かった。衣服・履物は横ばい。通信はマイナス3.7％と唯一下げた。

　CPI上昇率は前月比で横ばい。プラスが8品目、横ばいが3品目、マイナスが食品・非アルコール飲料の1品目だった。


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