マレーシア統計局が26日発表した2024年第4四半期のビジネス信頼感指数（CI）は、プラス4.8だった。6四半期連続のプラス圏で、前四半期の4.7から上昇。22年第2四半期以降で指数が最も高く、楽観的な見方が強まっている。

　指数はプラス幅が大きいほど「業況好転」を、マイナス幅が大きいほど「業況悪化」を予測する企業が多いことを示す。建設を除く3つの産業がプラスで、サービス業が13.1と最も高く、前四半期の8.3から楽観的な見方が強まった。卸小売りは5.5で、前四半期の1.4から上昇。製造は1.2とプラス圏を維持したものの、前四半期の4.1から低下した。建設はマイナス10.0で、前四半期のプラス2.2から悲観圏に入った。

　向こう半年の業績見通しに関する信頼感指数は13.8。前四半期の23.5を下回り、5四半期ぶりに楽観的な見方が弱まった。


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