【亜州ビジネス編集部】水産事業のMAGホールディングス（MHB）は、エビ養殖事業でインドネシアに進出すると発表した。同社が海外でエビ養殖を行うのは初めて。
　まずは養殖分野の管理コンサルティング・サービスを手掛けるシンガポールのリム・シュリンプ・アクアポリス（LSA）の株式50％を610万シンガポールドル（約6億5230万円）で取得する。その上でLSAは、インドネシアのゲルバンNTBエマス（GNE）と合弁会社を設立し、スンバワ島（西ヌサテンガラ州）でエビ養殖を開始する。合弁会社の出資比率はLSAが80％、GNEが20％とする。
　エビは米国や欧州、中国、豪州などに輸出する計画。養殖池や加工施設、冷蔵倉庫を稼働してから4年以内に年200万シンガポールドルの純利益を目指す。MAGは、中長期的に安定した利益をもたらす事業になるとしている。


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