【亜州ビジネス編集部】マレーシア自動車協会（MAA）が発表した2024年2月の国内新車販売台数は、前年同月比1.1％減、前月比4.1％減の6万2833台だった。旧正月連休で営業日が少なく減少したものの、10カ月連続で6万台超え。通年で過去最高だった23年の好調を維持している。国営ベルナマ通信などが18日付で伝えた。
　内訳は、乗用車が前年同月比2.7％増の5万7979台（前月比2.4％減）、商用車が31.9％減の4854台（同18.5％減）だった。
　1～2月の販売台数は前年同期比12.8％増の12万8332台。乗用車は18.0％増の11万7373台、商用車は13.3％減の1万959台だった。
　2月の生産台数は前年同月比2.8％増の6万5611台（前月比13.8％減）。乗用車は3.5％増の6万1935台（同13.6％減）、商用車は7.1％減の3676台（16.7％減）だった。
　MAAは、3月の販売が上向くと予想。年度末に納車を急ぐメーカーが多いほか、ラマダン（断食月）終了に向けた販促がプラスに働くとみている。


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