ニュース 2025/03/24 20:57
マレーシア:国民車プロトンのEVが海外デビュー、ネパールで発売 
自動車 電子・電気 マレーシア
複合企業DRBハイコム傘下の国民車メーカー、プロトンはこのほど、電気自動車(EV)ブランド「e.MAS(イーマス)」の第1弾であるスポーツ多目的車(SUV)「e.MAS7」をネパールで発売した。マレーシアで昨年12月に発売したモデルで、海外で販売するのは今回が初めて。急成長するネパールのEV需要を取り込む。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
現地代理店のジャグダンバ・モーターズを通じて販売する。既にe.MAS7販売店を3カ所に構えており、今年末までに全国12店舗へ拡大する計画。充電インフラの整備やサービス拠点の構築も進め、消費者のEVに対する懸念解消を図る。
同モデルはCセグメントの前輪駆動SUVで、プロトンに出資する中国・吉利汽車のSUV「EX5(銀河E5)」をベースとしている。ネパールでは「プライム」と「プレミアム」の2グレードを用意し、価格はそれぞれ569万9000ネパールルピー(約617万円)、679万9000ネパールルピーに設定した。
ネパールでは政府がグリーン・モビリティー政策を掲げており、EV普及が急速に進行。新車販売全体に占めるEVの割合は、21年の6%から24年には73%へと急伸している。プロトンはこの流れを好機と捉え、発売前の市場調査として先月に50台を同国に出荷していた。
同社のリー・チュンロン最高経営責任者(CEO)は、「ネパールでのEV販売は国際展開の第一歩に過ぎず、今後はモーリシャスやトリニダード・トバゴ、シンガポールなどへの輸出も計画している」と説明。それらの国々にも既に市場調査目的でe.MAS7を数台出荷している。
なおマレーシアではe.MAS7の納車台数が発売から2カ月で1000台を突破。これまでに4500件を超える予約があり、EV市場での存在感を高めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現地代理店のジャグダンバ・モーターズを通じて販売する。既にe.MAS7販売店を3カ所に構えており、今年末までに全国12店舗へ拡大する計画。充電インフラの整備やサービス拠点の構築も進め、消費者のEVに対する懸念解消を図る。
同モデルはCセグメントの前輪駆動SUVで、プロトンに出資する中国・吉利汽車のSUV「EX5(銀河E5)」をベースとしている。ネパールでは「プライム」と「プレミアム」の2グレードを用意し、価格はそれぞれ569万9000ネパールルピー(約617万円)、679万9000ネパールルピーに設定した。
ネパールでは政府がグリーン・モビリティー政策を掲げており、EV普及が急速に進行。新車販売全体に占めるEVの割合は、21年の6%から24年には73%へと急伸している。プロトンはこの流れを好機と捉え、発売前の市場調査として先月に50台を同国に出荷していた。
同社のリー・チュンロン最高経営責任者(CEO)は、「ネパールでのEV販売は国際展開の第一歩に過ぎず、今後はモーリシャスやトリニダード・トバゴ、シンガポールなどへの輸出も計画している」と説明。それらの国々にも既に市場調査目的でe.MAS7を数台出荷している。
なおマレーシアではe.MAS7の納車台数が発売から2カ月で1000台を突破。これまでに4500件を超える予約があり、EV市場での存在感を高めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。