マレーシア統計局の24日発表によると、2024年の国内観光客数は前年比21.7％増の2億6010万人だった。前年を上回るのは3年連続。新型コロナウイルス前の19年（2億3910万人）を初めて上回り、過去最多となった。観光収入は26.3％増の1072億リンギ（約3兆6000億円）で、19年を3.5％上回る水準だった。

　観光関連産業の業績では、テーマパークが13.9％増収で、特に動物園（15.6％増）が大きく伸びた。宿泊施設の収入は14.1％増加。5つ星ホテルの稼働率が0.9％低下した一方で、4つ星ホテルの稼働率は5.9％上昇した。

　第4四半期の国内観光客数は前年同期比21.4％増の6680万人で、観光収入は21.9％増の290億リンギだった。


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