【亜州ビジネス編集部】海洋エンジニアリングや再生可能エネルギー事業などを手掛けるインソン・ホールディングスは22日、各地の郵便局で電気自動車（EV）充電設備の設置を進めると発表した。郵便事業のポス・マレーシアと契約を締結。まず半島部の6カ所の郵便局に設置し、ポスの配送車両のEV化を支援する。
　首都圏シャーアラムやペラ州イポー、ヌグリスンビラン州セレンバンなどで展開。契約に基づいて郵便局での充電関連サービスを独占的に提供する。
　現地報道によると、ポスは現在、首都圏で40台の電動バイクを配達に使用している。今後は年内に200台以上の電動バイクと140台以上の電動バンを半島部で導入する計画。2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」を目指す。


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