【亜州ビジネス編集部】半導体産業向けに高純度ガスを生産する中国の博純材料（スペクトラム）は23日、ヌグリスンビラン州で海外初の工場を開所した。建設や設備購入などの初期投資額は700万米ドル。マレーシア初となる、半導体用の特殊化学品を生産するとしている。

　現地法人のスペクトラム・マテリアルズ・マレーシアが同州セレンバンの工業団地「センダヤンテックバレー」に工場を設けた。年内に50人の雇用創出を見込む。

　博純材料は2009年設立。中国では福建省泉州市に工場を構えている。


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