【亜州ビジネス編集部】オフィス家具メーカーのAHBホールディングスは8日、電動バイク輸入販売の地場KSPビスタを買収すると発表した。創業者から全株式を取得することで基本合意した。電動バイク事業に参入し、収益源を多角化する。

　KSPは2022年12月設立。ニュー・ストレーツ・タイムズによると、投資会社の地場ペラブランMARAが先月、KSPに対し、電動バイク10万台の購入を検討する意向を示したとされる。

　AHBは昨年7月には商用電気自動車（EV）市場への参入を表明。商用車メーカーの地場CAFモーターズの株式51％を1000万リンギ（約3億円）で取得すると発表した。CAFは中国自動車メーカーの東風汽車から技術提供を受けており、近く電動バン「CE1」の組立生産・販売に乗り出す。


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