【亜州ビジネス編集部】中国自動車メーカーの長城汽車（GWM）は、1トンピックアップトラック「GWMキャノン」を投入する。インスタグラムの公式ページに掲載したもので、第1弾として66台を販売すると表明した。マレーシア独立66周年に因んだ台数ともみられ、第2弾が投入されるかは今のところ明らかになっていない。ポールタンが8日付で伝えた。

　5月に開催された展示会「マレーシア・オートショー」でお披露目したモデルで、排気量2.0リッターの4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。乗り心地重視の「P12」と実用性重視の「P11」の2タイプがある。価格については、ディーラーのGMWセレンバンがP12の価格を提示し、登録料や道路税（1年分）込み、保険なしで12万7800リンギ（約400万円）としている。

　GWMは数年前に一度マレーシア市場から撤退した後、昨年に完全子会社の長城汽車セールス・マレーシアを設立して再進出した。公式ウェブサイトでは現在、「欧拉（オーラ）」ブランドの電気自動車（EV）「好猫（グッドキャット）」のみを製品ラインアップに載せている。


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