ニュース 2023/10/23 20:59
マレーシア:EPが新工場着工、北京汽車などの車両組立生産へ
自動車 建設 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】自動車部品メーカーのEPマニュファクチャリング(EPMB)は20日、マラッカ州で自動車組立工場を着工した。1億リンギ(約31億円)を投じるもので、中国自動車大手の北京汽車(BAIC)と協力。BAICの電気自動車(EV)などを組立生産する。18日には中国の長城汽車(GWM)と覚書(MOU)を交わしており、同社の車両も組立生産する見通し。ビジネスタイムズなどが同日付で伝えた。
同州アローガジャのハイコムペゴ工業団地で工場を着工した。第1期には1000人を雇用し、年産能力を3万台とする。EPMBは組立生産から部品の現地調達に責任を持ち、東南アジア各国へのゼロ関税での輸出に向けて現地調達率を高める。
EPMBは8月に北京汽車と覚書(MOU)を交わし、北京汽車のスポーツ多目的車(SUV)「BJ40P」「X55II」のエンジン車を組立生産することで基本合意していた。将来は新たなエンジン車やEVも投入したい考えで、両社が共同開発する。
EPMBはまた、今月18日には長城汽車との間で、ピックアップトラックやSUVなどの組立生産について覚書を締結したと発表。3カ月以内に正式契約するとの見通しを示した。20日の工場起工式では、北京汽車のX55IIに加え、長城汽車の「欧拉(オーラ)」ブランドのEV「好猫(グッドキャット)」などが展示されており、生産モデルの候補とみられている。
EPMBは自動車部品を生産。足元で電動車事業に力を入れており、昨年以降に電動バイクやEVの生産販売で複数の新事業を発表している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同州アローガジャのハイコムペゴ工業団地で工場を着工した。第1期には1000人を雇用し、年産能力を3万台とする。EPMBは組立生産から部品の現地調達に責任を持ち、東南アジア各国へのゼロ関税での輸出に向けて現地調達率を高める。
EPMBは8月に北京汽車と覚書(MOU)を交わし、北京汽車のスポーツ多目的車(SUV)「BJ40P」「X55II」のエンジン車を組立生産することで基本合意していた。将来は新たなエンジン車やEVも投入したい考えで、両社が共同開発する。
EPMBはまた、今月18日には長城汽車との間で、ピックアップトラックやSUVなどの組立生産について覚書を締結したと発表。3カ月以内に正式契約するとの見通しを示した。20日の工場起工式では、北京汽車のX55IIに加え、長城汽車の「欧拉(オーラ)」ブランドのEV「好猫(グッドキャット)」などが展示されており、生産モデルの候補とみられている。
EPMBは自動車部品を生産。足元で電動車事業に力を入れており、昨年以降に電動バイクやEVの生産販売で複数の新事業を発表している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。