【亜州ビジネス編集部】米テスラは17日、マレーシアでの販売開始に向けた組織構築のため、首都圏のサイバージャヤでウオークイン形式の採用面接会を実施した。5部門の管理職募集に約6000人の志願者が訪れ、長蛇の列を作った。ポールタンが18日付で伝えた。
　テスラの公式サイトによると、マレーシアでは現在16種の役職について人材を募集中。17日はこのうち店舗販売、法人販売、納車、顧客サポート、サービスの5部門の管理職について面接会を行った。志願者が履歴書持参で直接会場に向かう形式で、正午から午後4時に開催。ただ午前9時半ごろから列ができ始め、最終的に約6000人が訪れた。うちテスラが面接したのは600人のみで、残りの志願者は履歴書を置いてその場を後にした。
　今年3月の報道によれば、テスラは東南アジアでシンガポールとタイに続きマレーシアに進出する計画で、投資貿易産業省（MITI）から既に車両の輸入許可を得た。販売とアフターサービスの体制づくりや、急速充電所の構築に向けて、現在は採用活動を行っている。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。