ニュース 2024/03/10 19:59
マレーシア:欧ステランティスの販社が始動、プジョー車を直接販売
自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】仏プジョーや伊フィアットなどを擁する欧州の自動車大手ステランティスは、マレーシアに設立した販売会社ステランティス・マレーシアの営業を3月1日に開始したと発表した。同国ではこれまで代理店の現地企業ベルマツオート(BAUTO)にプジョー車の販売を一任していたが、東南アジア事業を拡大する戦略のもと、自社の直接管理に移行した。ポールタンなどが7日付で伝えた。
ステランティスは2020年、プジョー車の独占的販売代理店にBAUTOを指名。スポーツ多目的車(SUV)「2008」「3008」「5008」、1トンピックアップトラック「ランドトレック」を販売し、アフターサービスはシトロエンなど系列ブランド車両を含めて委託してきた。BAUTOとの契約が今年2月末で切れたことで、3月から現地法人ステランティス・マレーシアに販売・サービス機能を移管した。
今後は販売網やラインアップの拡充などによりシェア拡大を図る。販売店は特に東マレーシアで増やす方針。一方、今年6月までにスポーツ多目的車「408」の新型を発売し、他にも現地生産するランドトレックの新型を投入する。またケダ州グルンの工場でこのほど開いたイベントでは、シトロエンやジープ、アルファロメオのエンジン車を展示しており、こうした車両の投入も期待されている。
販社の営業開始により、ステランティスはマレーシアで製造・販売ともに自社の直接管理とした。グルンの工場は、以前の合弁相手である地場自動車大手ナザ・グループから21年11月までに完全買収。現地生産会社のステランティス・グルン(マレーシア)を通じて操業している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ステランティスは2020年、プジョー車の独占的販売代理店にBAUTOを指名。スポーツ多目的車(SUV)「2008」「3008」「5008」、1トンピックアップトラック「ランドトレック」を販売し、アフターサービスはシトロエンなど系列ブランド車両を含めて委託してきた。BAUTOとの契約が今年2月末で切れたことで、3月から現地法人ステランティス・マレーシアに販売・サービス機能を移管した。
今後は販売網やラインアップの拡充などによりシェア拡大を図る。販売店は特に東マレーシアで増やす方針。一方、今年6月までにスポーツ多目的車「408」の新型を発売し、他にも現地生産するランドトレックの新型を投入する。またケダ州グルンの工場でこのほど開いたイベントでは、シトロエンやジープ、アルファロメオのエンジン車を展示しており、こうした車両の投入も期待されている。
販社の営業開始により、ステランティスはマレーシアで製造・販売ともに自社の直接管理とした。グルンの工場は、以前の合弁相手である地場自動車大手ナザ・グループから21年11月までに完全買収。現地生産会社のステランティス・グルン(マレーシア)を通じて操業している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。