「ティーライブ」ブランドのタピオカミルクティー店を展開するルーブ・ホールディングスはこのほど、首都圏セランゴール州クランに建設したタピオカパール工場を開所した。1000万リンギ（約3億2000万円）を投じたもので、国内のタピオカパールとしては最大規模。全国の店舗に供給するとともに、東南アジアへの輸出も行う。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

　4046平方メートルの敷地に建設した。月産能力は400トン。現在は1シフト制で生産を行っており、国内の店舗に供給している。フル稼働後はチェーン展開する域内国に輸出する予定で、まずはフィリピンに出荷するとしている。

　ルーブは2017年にティーライブブランドでタピオカミルクティーの販売を開始した。公式サイトによると国内外合わせて店舗数は約800店に上り、域内ではフィリピンのほか、ベトナム、ブルネイ、カンボジア、ミャンマーにも出店。豪州や英国、カナダ、モーリシャスにも進出している。


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