ニュース 2024/03/27 20:53
マレーシア:24年のカカオ輸出、1割増の90億リンギ目標
経済・統計 農業・食品 貿易 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】プランテーション事業・商品省傘下のマレーシア・ココア委員会(MCB)は、2024年のカカオ輸出目標を前年比9.6%増の90億リンギ(約2880億円)に設定した。新市場開拓で輸出が近年大きく伸びており、25年は100億リンギを目指す。ザ・サンが25日付で伝えた。
カカオ豆とココア製品の輸出を合計したもので、23年は5.0%増の82億1000万リンギだった。18年の55億5000万リンギからは47.9%増加している。輸出先を21年の107市場から23年には250市場に増やし、輸出品目の幅を広げたことが奏効した。
プランテーション事業・商品省のチャン・フォン・ヒン副大臣は、22年には新たにアジアとアフリカ、欧州の27市場にココアペースト、ココアパウダー、チョコレートの輸出を開始したと説明。23年にはさらにアジア、アフリカ、南米、欧州の23市場へココアバターとココアケーキ製品の輸出を開始したと説明した。
同副大臣は、さらなる輸出拡大に向けて商談会や販促などで支援を行っていくと説明。またカカオ農園の面積を現在の5895万平方メートルから5年以内に1億平方メートルに拡大する方針としている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
カカオ豆とココア製品の輸出を合計したもので、23年は5.0%増の82億1000万リンギだった。18年の55億5000万リンギからは47.9%増加している。輸出先を21年の107市場から23年には250市場に増やし、輸出品目の幅を広げたことが奏効した。
プランテーション事業・商品省のチャン・フォン・ヒン副大臣は、22年には新たにアジアとアフリカ、欧州の27市場にココアペースト、ココアパウダー、チョコレートの輸出を開始したと説明。23年にはさらにアジア、アフリカ、南米、欧州の23市場へココアバターとココアケーキ製品の輸出を開始したと説明した。
同副大臣は、さらなる輸出拡大に向けて商談会や販促などで支援を行っていくと説明。またカカオ農園の面積を現在の5895万平方メートルから5年以内に1億平方メートルに拡大する方針としている。
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