JFEエンジニアリングの現地法人、JFEエンジニアリングマレーシア（JFEM）は5月29日、東洋インキSCホールディングスの現地法人がヌグリスンビラン州で操業する工場に屋根上設置型の太陽光発電設備を設置すると発表した。出力は1097キロワット（kW）。JFEMの太陽光事業は2件目となる。

　トーヨーケムスペシャリティケミカル（TSC）と電力販売契約（PPA）を交わした。セレンバンの工場に設備を設けて、15年間にわたり電力を供給する。トーヨーケムは二酸化炭素（CO2）の排出量を年1081トン削減できる見通し。電気料金の節約にもつながると見込む。

　JFEMは今年3月、空気圧制御機器の世界大手、SMC（本社：東京都千代田区）の現地法人との間で、初めてPPA契約を締結した。SMCが首都圏セランゴール州で操業する工場に出力550kWの設備を設けて、20年契約で電力を供給する。


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