【亜州ビジネス編集部】スウェーデンのエアフィルター製造大手であるキャムフィルは、ペラ州で6000万リンギ（約19億円）を投じた工場の拡張部分を開所した。アジア太平洋地域の事業拡大に向け、生産能力を高めた。ニュー・ストレーツ・タイムズが2月28日付で伝えた。
　ベンバン工業団地にある工場を拡張し、研究開発（R&D）ラボも新設した。200人を増員し、600人近い体制とする。エネルギー効率の高い商品の開発と製造を進め、5～7年で投下資金の回収を目指す。
　キャムフィルは1963年設立。世界で工場を30カ所、R&Dセンターを6カ所持ち、エアフィルターやこれを使った工業・家庭用製品を販売している。従業員は約5700人で、売上高は13億米ドルに上る。


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