ニュース 2024/04/14 19:58
マレーシア:バイオ燃料のエルリッジ、工場3カ所新設へ
建設 エネルギー・水 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】バイオ燃料を製造するエルリッジ・エナジーは、工場を3カ所新設する。首都圏セランゴール州クランの既存工場がフル稼働に近付き、需要拡大も見込めることから生産能力を高める。マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)の新興市場(ACE市場)への上場を予定しており、新規株式公開(IPO)による調達資金の一部を土地や機材の購入に充てる。
同社は発電や工業向けの代替燃料となるアブラヤシ殻(PKS)や木質ペレットなどを製造し、マレーシアやシンガポール、インドネシア、日本などアジア太平洋地域に供給。クラン工場の年産能力は72万トンで、2023年末時点の稼働率は74%だった。24年にはフル稼働が見込まれ、その後の需要拡大も期待できることから、パハン州クアンタンに新たな自社工場を建設。また、ジョホール州とサバ州ではレンタル工場を利用して製造する。
IPOでは最大で株式の35%を売り出す。調達資金の一部でクアンタンの工場用地を取得するほか、3工場向けに機材を購入するとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社は発電や工業向けの代替燃料となるアブラヤシ殻(PKS)や木質ペレットなどを製造し、マレーシアやシンガポール、インドネシア、日本などアジア太平洋地域に供給。クラン工場の年産能力は72万トンで、2023年末時点の稼働率は74%だった。24年にはフル稼働が見込まれ、その後の需要拡大も期待できることから、パハン州クアンタンに新たな自社工場を建設。また、ジョホール州とサバ州ではレンタル工場を利用して製造する。
IPOでは最大で株式の35%を売り出す。調達資金の一部でクアンタンの工場用地を取得するほか、3工場向けに機材を購入するとしている。
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