【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカーであるプロトンは、中古車情報のウェブサイトを開設した。同社の正規ディーラーが販売する中古車を閲覧可能。新車を購入する際の下取り手続きもサイトを通じて円滑化する。

　プロトンは新車販売を増やすために買い替えプロセスの円滑化が重要と捉えており、新車を販売する際の中古車下取りサービスを今年に入って本格的に開始。今回立ち上げた「プロトン認定中古車ウェブサイト」を通じて下取りプロセスを円滑化するとともに、下取り後に一定のメンテナンスを施して売り出す中古車を閲覧できるようにする。

　サイトでは正規ディーラー36店が抱える中古車を掲載。無事故、走行距離13万キロメートル未満、7年落ち以下など201点の項目をクリアした中古車のみを認定中古車として扱う。販売する中古車はプロトン車に限らないが、他ブランドの中古車を販売する場合には保証が限られる。

　プロトンの20年1〜10月販売は8万4999台。活動制限令（MCO）の影響で3〜5月に大きく落ち込んだものの、10カ月では前年同期を6.2％上回った。市場シェアは21.3％となっている。


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