ニュース 2025/04/13 20:54
アセアン:ラオス南部の大型風発で風車完成、6月までに一部稼働 
電力 アセアン ベトナム
三菱商事などの出資でラオス南部で建設が進められている「モンスーン陸上風力発電所」の事業主は9日、全133基の風車がすべて完成したと発表した。総出力は600メガワット(MW)。今年6月までに試験運転を終えて、まず半分の300MWの商業運転(COD)を開始する。残り300MWも9月までに稼働させる。
総事業費は9億5000万米ドルとされ、東南アジア最大級の陸上風力発電所となる。ベトナムと国境を接するセコン県とアタプー県の標高1000メートル以上の高地に立地し、2023年4月に着工。1基目の風車は同年11月に完成した。
発電した電力はベトナムに輸出する。電力を購入するベトナム電力グループ(EVN)は、今年1月に送電網を完成させて送電試験を行ってきた。
事業主体のモンスーン・ウインドパワーには三菱商事のほか、◆タイ政府系製油大手バンチャークの再生可能エネルギー発電子会社であるBCPG◆タイの再エネ開発会社インパクト・エレクトロン・サイアム(IES)◆タイ企業で鋼構造物の製造などを手掛けるSTP&I◆ラオス企業でエネルギー・金融・自動車産業向けなどにコンサルティングを手掛けるSMPコンサルテーション)◆フィリピンのアヤラ財閥傘下の発電会社ACEN――が出資する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
総事業費は9億5000万米ドルとされ、東南アジア最大級の陸上風力発電所となる。ベトナムと国境を接するセコン県とアタプー県の標高1000メートル以上の高地に立地し、2023年4月に着工。1基目の風車は同年11月に完成した。
発電した電力はベトナムに輸出する。電力を購入するベトナム電力グループ(EVN)は、今年1月に送電網を完成させて送電試験を行ってきた。
事業主体のモンスーン・ウインドパワーには三菱商事のほか、◆タイ政府系製油大手バンチャークの再生可能エネルギー発電子会社であるBCPG◆タイの再エネ開発会社インパクト・エレクトロン・サイアム(IES)◆タイ企業で鋼構造物の製造などを手掛けるSTP&I◆ラオス企業でエネルギー・金融・自動車産業向けなどにコンサルティングを手掛けるSMPコンサルテーション)◆フィリピンのアヤラ財閥傘下の発電会社ACEN――が出資する。
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