ニュース 2023/12/19 20:59
マレーシア:11月の輸出6%減、電気・電子の落ち込み続く
経済・統計 貿易 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が19日発表した貿易統計によると、2023年11月の輸出額は前年同月比5.9%減の1221億60万リンギ(約3兆7400億円)だった。前年割れは9カ月連続。主力の電気・電子製品の低迷や、前年同期に資源高で伸びていた反動で落ち込みが続いている。一方、全体の輸入額は1.7%増の1096億8700万リンギで、9カ月ぶりのプラス。輸送機器や原油が大幅に増えた。貿易収支は124億1350万リンギの黒字だった。
輸出額の4割弱を占める電気・電子製品は13.8%減と、4カ月連続の前年割れ。シンガポール向けが4割減、中国向けが1割減などと落ち込んだ。他の主要品目もマイナスが目立ち、輸送機器は42.9%減、化学品は15.7%減だった。一方、鉄鋼は6.3%増えた。
主要国・地域への輸出額も多くが落ち込み、最大のシンガポール向けが17.0%減、2番目に大きい中国向けが8.4%減、日本向けが18.3%減などだった。中国向けは電気・電子のほかパーム油などが低調だった。
輸入は最大の電気・電子製品が6.7%減と9カ月連続のマイナスだった。一方、輸送機器が42.2%増、原油が25.6%と大きく拡大。また、鉄鋼が15.7%増だった。国別では最大の中国からが2.4%減、日本からが11.9%減などだった。
1~11月の累計は、輸出額が前年同期比7.8%減の1兆3075億8910万リンギ、輸入額が7.1%減の1兆1051億150万リンギ、貿易収支が2024億8760万リンギの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額の4割弱を占める電気・電子製品は13.8%減と、4カ月連続の前年割れ。シンガポール向けが4割減、中国向けが1割減などと落ち込んだ。他の主要品目もマイナスが目立ち、輸送機器は42.9%減、化学品は15.7%減だった。一方、鉄鋼は6.3%増えた。
主要国・地域への輸出額も多くが落ち込み、最大のシンガポール向けが17.0%減、2番目に大きい中国向けが8.4%減、日本向けが18.3%減などだった。中国向けは電気・電子のほかパーム油などが低調だった。
輸入は最大の電気・電子製品が6.7%減と9カ月連続のマイナスだった。一方、輸送機器が42.2%増、原油が25.6%と大きく拡大。また、鉄鋼が15.7%増だった。国別では最大の中国からが2.4%減、日本からが11.9%減などだった。
1~11月の累計は、輸出額が前年同期比7.8%減の1兆3075億8910万リンギ、輸入額が7.1%減の1兆1051億150万リンギ、貿易収支が2024億8760万リンギの黒字だった。
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