【亜州ビジネス編集部】中国の電気自動車（EV）最大手、比亜迪（BYD）の新たなディーラー店がこのほどペナン州とジョホール州でオープンした。ともに新車販売のみを行う1Sディーラーで、商業施設内に開店。BYDの店舗は全国で6店に増えた。代理店であるサイムダービー・モーターズ（SDM）が管理・運営する。ポールタンが26日付で伝えた。
　SDMはペナン、ジョホール両州でBYDの新車販売、部品販売、アフターサービスを行う3Sディーラーも構える。首都圏にも2店舗を構えており、マレー半島部の南部から北部にかけて販売網を拡充している。
　同社は昨年12月にBYD乗用車の輸入販売を開始。第1弾となる小型スポーツ多目的車（SUV）「ATTO3」（中国名「元Plus＝ユアンプラス」）を発売した。当初10日間で1000台以上を受注し、今年4月までに累計1000台を納車している。


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