ニュース 2024/04/16 19:59
マレーシア:再エネ電力取引所を設置、まずはシンガポールに売電
電力 マレーシア シンガポール
【亜州ビジネス編集部】政府は、再エネ由来電力の越境取引を目的とした「マレーシア・エネルギー取引所(ENEGEM)」を設立する決定を下した。エネルギー移行・水資源変革省(PETRA)が15日発表したもので、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国際送電網構想「ASEANパワーグリッド(APG)」に沿うもの。まずはシンガポールへの売電に向けて試験運用を行う。ニュー・ストレーツ・タイムズが15日付で伝えた。
第1段階として、100メガワット(MW)を上限にシンガポール企業が入札できる試験事業を始める。今月16日からシンガポールの電力小売会社の参加を募り、審査に通過した企業に応札を認める。
PETRAは、ENEGEMの設置により国境を越えた電力取引の枠組みが強化されると説明。またASEAN諸国間で再エネ由来電力の取引が可能になることで、域内での再エネ発電所建設が活性化するとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第1段階として、100メガワット(MW)を上限にシンガポール企業が入札できる試験事業を始める。今月16日からシンガポールの電力小売会社の参加を募り、審査に通過した企業に応札を認める。
PETRAは、ENEGEMの設置により国境を越えた電力取引の枠組みが強化されると説明。またASEAN諸国間で再エネ由来電力の取引が可能になることで、域内での再エネ発電所建設が活性化するとしている。
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