【亜州ビジネス編集部】ペナン州を拠点とする精密部品メーカーのノースイースト・グループは、州内に新工場を建設する。5000万リンギ（約16億円）以上を投じる計画。マレーシア証券取引所（ブルサ・マレーシア）の新興市場（ACE市場）への上場を予定しており、新規株式公開（IPO）の調達資金の一部を充てる。ザ・エッジ・マレーシアが1日付で伝えた。

　新工場の総床面積は約7340平方メートルで、新型のCNC旋盤を導入する。これによりグループの生産能力を最大25％引き上げる。

　同社は光学や電気・電子、半導体、通信、光電子産業用の精密工学部品を製造。マレーシアや米国、英国、タイ、シンガポール、カナダ、ドイツなどの顧客企業に提供している。ACE市場には最大で株式の30％を上場する計画で、IPOの調達資金は新工場建設のほか、融資返済や運用資金に充てる。


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