【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は23日、2024年1月の消費者物価指数（CPI、2010年＝100）が131.4となり、前年同月から1.5％上昇したと発表した。伸び率は21年3月以来の低水準だった23年11月から3カ月連続で横ばい。足元のピークだった22年8月の4.7％からは大幅に低下している。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数は1.8％上昇し、前月を0.1ポイント下回った。

　13品目のうち10品目がプラス。最も伸びが高かったのはレストラン・ホテルで3.2％だった。これにその他商品・サービスが2.5％、健康が2.4％、食品・非アルコール飲料が2.0％で続いた。保険・金融サービスは横ばい。通信はマイナス2.4％、衣類・履物はマイナス0.2％と下げた。

　CPI上昇率は前月比で0.2％上昇。プラスは食品・非アルコール飲料など5品目、横ばいは娯楽・スポーツ・文化など4品目、マイナスはアルコール飲料・タバコなど4品目だった。


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