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  ニュース     2024/02/26 19:59

マレーシア:国営電力がEV導入加速、30年までに運用車両の3割に 無料記事

【亜州ビジネス編集部】国営電力テナガ・ナショナル(TNB)は25日、2030年までに運用車両の30%に当たる1000台超を電気自動車(EV)とする方針を明らかにした。50年までにカーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)を目指す政府の目標達成を後押しする。国営ベルナマ通信が同日付で伝えた。
 バハリン・ディン社長兼最高経営責任者(CEO)によると、TNBはこのほど98台のEVを導入。78台がピックアップトラック、20台がバンで、これにより同社のEV運用台数は127台となった。
 バハリン氏は、電動化を進めることで二酸化炭素(CO2)排出を抑制できるだけでなく、コストメリットもあると説明。エンジン車に比べ保守費用を35~86%、エネルギー費用を25~70%抑えられるとしている。
 一方、TNBはEVの普及拡大に向けて充電所網の拡充を行う方針。25年までに500カ所以上を整備するとしている。


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