【亜州ビジネス編集部】オーツ麦製品メーカーの地場フェデラル・オート・ミル（FOM）は、ペナン州で新工場を開所した。マレーシア投資開発庁（MIDA）が発表したもので、健康志向の高まりで増える国内外の需要に対応する。

　工場の床面積は約2万4150平方メートル。オーツ麦を脱穀・窯焼きしたオートミールや、外皮を粉状にしたオートブラン、オートミールを粉状にしたオートフラワーなどを製造する。

　FOMは1965年設立。「キャプテン」ブランドで製品を販売している。過去15年で1億3500万リンギ（約42億6000万円）を投じて生産能力を拡大しており、現在の加工能力は毎時10トン。30カ国以上に輸出し、オーツ麦製品の輸出企業としては世界で13番目の規模となっている。


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