ニュース 2023/08/27 21:59
シンガポール:7月の工業生産1%減、電子は7カ月ぶりプラス
経済・統計 工業生産 シンガポール
シンガポール経済開発庁(EDB)が25日発表した2023年7月の鉱工業生産指数(19年=100)は124.4となり、前年同月比で0.9%低下した。前年同月を下回るのは10カ月連続。ただ、前月(6.6%低下)からは下落幅が縮小した。主力の電子(5.1%上昇)が7カ月ぶりのプラスに転じている。季節調整済みの前月比では4.1%上昇と2カ月連続のプラスだった。
6分野のうち3分野がマイナスで、うちバイオ医療(22.6%低下)の下落幅が大きかった。精密エンジニアリング(7.6%低下)は5カ月連続の前年割れ。半導体設備や精密部品などの生産が落ち込んだ。
一方、電子では半導体(5.8%上昇)が2カ月連続のプラスで、前月(3.2%上昇)から伸びが加速。ほか、化学(2.3%上昇)は生産能力が増えた特殊化学品(51.1%上昇)のけん引で1年ぶりのプラスとなった。輸送エンジニアリング(20.7%上昇)は新型コロナウイルス禍からの回復で6カ月連続の2桁上昇だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
6分野のうち3分野がマイナスで、うちバイオ医療(22.6%低下)の下落幅が大きかった。精密エンジニアリング(7.6%低下)は5カ月連続の前年割れ。半導体設備や精密部品などの生産が落ち込んだ。
一方、電子では半導体(5.8%上昇)が2カ月連続のプラスで、前月(3.2%上昇)から伸びが加速。ほか、化学(2.3%上昇)は生産能力が増えた特殊化学品(51.1%上昇)のけん引で1年ぶりのプラスとなった。輸送エンジニアリング(20.7%上昇)は新型コロナウイルス禍からの回復で6カ月連続の2桁上昇だった。
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