【亜州ビジネス編集部】医薬品用フィルムコーティング剤の米カラコンは6日、ジョホール州に工場を建設すると発表した。投資額は5000万米ドル。同社にとり東南アジアで初、世界で8番目のフィルムコーティング工場で、東南アジアとオセアニアの医薬品・栄養補助食品メーカー向けに、高品質なフィルムコーティング製品を供給する。
　今年8月に着工し、2025年7月の開所する計画。約50人を雇用する。現地報道によると、iテクバレー工業団地の8400平方メートルの敷地に建設する。
　東南アジアの医薬品製造業21〜27年に年率12.8％で成長すると予想されており、マレーシアに工場を設置することで拡大する需要を取り込むとともに、域内顧客への安定供給やリードタイム短縮を図る。


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