ニュース 2024/01/07 19:59
マレーシア:国民車プロトンの23年販売、9%増の15.4万台
自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国民車メーカー、プロトンは3日、2023年の販売台数が前年比9.3%増の15万4611台(輸出含む)だったと発表した。前年を上回るのは5年連続で、12年以降で台数が最高となった。
23年の国内新車市場が前年比10.3%増の80万近くと過去最高に達したと見込まれる中、プロトンも販売を伸ばした。市場シェアは19.4%で、5年連続で2位を維持した。
資本提携する吉利汽車の車両をベースにしたスポーツ多目的車(SUV)「X50」「X70」「X90」の3モデルが好調に推移し、販売台数はそれぞれ3万1829台、1万1200台、4815台を記録。X70を投入した18年12月以降、Xシリーズの累計販売は20万台を超えた。一方、プロトンが従来から持つAセグメントセダン「サガ」やBセグメントセダン「ペルソナ」、小型ハッチバック「アイリス」なども好調。特にサガは7万184台とプロトン車でモデル別最多を記録し、前年からは25.6%増えた。ペルソナとアイリスは半導体不足で一時納車が滞ったが、次第に回復し、販売はそれぞれ前年比48.9%増の2万4362台、33.8%増の7639台となった。
12月の販売台数は1万2711台(輸出含む)で、過去のデータに照らし合わせると、前年同月比12.3%増、前月比3.4%増だった。モデル別では、サガが6029台で最多。部門では市場シェア2位だった。これにX50が2733台、ペルソナが1805台、X70が756台で続いた。
販売会社プロトン・エダルのロスラン・アブドゥラ最高経営責任者(CEO)は、手頃な価格やスタイリッシュなデザイン、先進技術の導入などがプロトンの販売を押し上げていると説明。新モデル投入も奏功しており、吉利汽車と開発したCセグメントセダン「S70」は23年11月の発売から受注が5000台を超えたとしている。
なおプロトンは23年11月、電動自動車(EV)市場にも正式参入した。吉利汽車と独メルセデス・ベンツが折半出資するスマート・オートモービル(智馬達汽車)の「#1」を発売し、翌月には受注が1000台に達した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
23年の国内新車市場が前年比10.3%増の80万近くと過去最高に達したと見込まれる中、プロトンも販売を伸ばした。市場シェアは19.4%で、5年連続で2位を維持した。
資本提携する吉利汽車の車両をベースにしたスポーツ多目的車(SUV)「X50」「X70」「X90」の3モデルが好調に推移し、販売台数はそれぞれ3万1829台、1万1200台、4815台を記録。X70を投入した18年12月以降、Xシリーズの累計販売は20万台を超えた。一方、プロトンが従来から持つAセグメントセダン「サガ」やBセグメントセダン「ペルソナ」、小型ハッチバック「アイリス」なども好調。特にサガは7万184台とプロトン車でモデル別最多を記録し、前年からは25.6%増えた。ペルソナとアイリスは半導体不足で一時納車が滞ったが、次第に回復し、販売はそれぞれ前年比48.9%増の2万4362台、33.8%増の7639台となった。
12月の販売台数は1万2711台(輸出含む)で、過去のデータに照らし合わせると、前年同月比12.3%増、前月比3.4%増だった。モデル別では、サガが6029台で最多。部門では市場シェア2位だった。これにX50が2733台、ペルソナが1805台、X70が756台で続いた。
販売会社プロトン・エダルのロスラン・アブドゥラ最高経営責任者(CEO)は、手頃な価格やスタイリッシュなデザイン、先進技術の導入などがプロトンの販売を押し上げていると説明。新モデル投入も奏功しており、吉利汽車と開発したCセグメントセダン「S70」は23年11月の発売から受注が5000台を超えたとしている。
なおプロトンは23年11月、電動自動車(EV)市場にも正式参入した。吉利汽車と独メルセデス・ベンツが折半出資するスマート・オートモービル(智馬達汽車)の「#1」を発売し、翌月には受注が1000台に達した。
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