ニュース 2024/11/11 20:55
マレーシア:中国・奇瑞、委託先工場でEV組立生産を開始
自動車 電子・電気 マレーシア
中国自動車メーカーの奇瑞汽車(チェリー)の現地法人、チェリー・オート・マレーシアは8日、電気自動車(EV)の組立生産を開始したと発表した。ケダ州クリムの委託先工場でスポーツ多目的車(SUV)「オモダE5」を生産する。同日にラインオフの式典を行った。
同モデルは3月に中国からの完成車輸入で発売しており、今後は現地組立生産に切り替える。同法人の幹部は、現地生産によって競争力のある価格で製品を提供できると説明した。
ニュー・ストレーツ・タイムズによると、EVの国内生産は奇瑞が3社目となる。これまでは独メルセデス・ベンツとスウェーデンのボルボ・カーのみが生産し、2024年9月末時点で国内EV登録数(3万2543台)の98%を輸入車が占めている。
クリムの委託先工場は、地場コングロマリット(複合企業)大手サイムダービー系のイノコムが運営する。奇瑞は昨年5月からエンジン車の組立生産を委託し、今年5月には累計生産1万台を達成した。一方、首都近郊に自社の組立工場も構えており、今年6月から2工場体制で生産している。来年にはプラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動車のラインアップを大幅に増やす予定という。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同モデルは3月に中国からの完成車輸入で発売しており、今後は現地組立生産に切り替える。同法人の幹部は、現地生産によって競争力のある価格で製品を提供できると説明した。
ニュー・ストレーツ・タイムズによると、EVの国内生産は奇瑞が3社目となる。これまでは独メルセデス・ベンツとスウェーデンのボルボ・カーのみが生産し、2024年9月末時点で国内EV登録数(3万2543台)の98%を輸入車が占めている。
クリムの委託先工場は、地場コングロマリット(複合企業)大手サイムダービー系のイノコムが運営する。奇瑞は昨年5月からエンジン車の組立生産を委託し、今年5月には累計生産1万台を達成した。一方、首都近郊に自社の組立工場も構えており、今年6月から2工場体制で生産している。来年にはプラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動車のラインアップを大幅に増やす予定という。
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