ニュース 2024/12/04 20:53 NEW!!
マレーシア:首都圏のクラン北港、コンテナ・貨物量が過去最高に
経済・統計 港湾 マレーシア
インフラ建設・港湾運営のMMCコーポレーションは3日、同社が運営する首都圏セランゴール州のクラン北港のコンテナ取扱量が2024年1~11月に330万TEU(20フィートコンテナ換算)となり、通年で過去最高だった21年の332万TEUを上回ったと発表した。コンテナ以外の貨物取扱量も1143万トンと、通年で過去最高だった23年の1141万トンを上回った。
モハメド・ユソフ最高経営責任者(CEO)は、紅海の地政学的緊張の高まりなどで多くの港湾や航路に影響が出る中、クラン北港では海運業者の臨時的な要望に応じてサービスを提供し、利用が増えたと指摘。3月には過去最大級となるばら積み船、5月には過去最大級のコンテナ船を受け入れ、また月間のコンテナ取扱量は年初来で3度、コンテナ以外の貨物取扱量は2度にわたって最高記録を塗り替えるなど、大きく成果を残したとした。
同社はサービス拡充に向けてインフラを拡充。10月には新たなコンテナヤードの開所を発表した。12基のタイヤ式電動門型クレーンを25年3月までに設置し、コンテナ取扱能力を年66万2256TEUとする。同港全体では615万250TEUに拡大する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
モハメド・ユソフ最高経営責任者(CEO)は、紅海の地政学的緊張の高まりなどで多くの港湾や航路に影響が出る中、クラン北港では海運業者の臨時的な要望に応じてサービスを提供し、利用が増えたと指摘。3月には過去最大級となるばら積み船、5月には過去最大級のコンテナ船を受け入れ、また月間のコンテナ取扱量は年初来で3度、コンテナ以外の貨物取扱量は2度にわたって最高記録を塗り替えるなど、大きく成果を残したとした。
同社はサービス拡充に向けてインフラを拡充。10月には新たなコンテナヤードの開所を発表した。12基のタイヤ式電動門型クレーンを25年3月までに設置し、コンテナ取扱能力を年66万2256TEUとする。同港全体では615万250TEUに拡大する。
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