首都圏セランゴール州のクラン西港を運営するウエストポーツ・ホールディングスは、2023年上半期のコンテナ取扱量が前年同期比7.4％増の524万TEU（20フィートコンテナ換算）だったと発表した。中国の新型コロナウイルス関連規制緩和で物流が増えたことが背景にある。
　同期の売上高は10億6000万リンギ（約333億円）で、うちコンテナ事業が9割弱を占めた。粗利益は6億6000万リンギ。23年1月から電気料金が大幅に上昇した一方、軽油の調達価格が下がったことでやや増益となった。税引き後利益は20.4％増の3億7800万リンギに拡大。高利益を計上した企業に対する1度限りのプロスペリティー税が22年度に課された反動で大幅増となった。


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