ニュース 2024/11/12 19:59
マレーシア:独メルセデス、ジョ州でア太地域の物流拠点開所
自動車 マレーシア シンガポール
独メルセデス・ベンツは、ジョホール州で大型の物流センターを開所した。アジア太平洋地域の物流拠点として、域内20カ国のアフターサービス拠点に部品などを供給する。11日付ポールタンなどが伝えた。
スナイ国際空港近隣の工業団地「スナイ・エアポート・シティー」の保税区に建設した。面積は9万3000平方メートルで、交換部品やアクセサリー、作業機器などを取り扱う。自動フォークリフトや清掃ロボット、移動型作業ステーションなどを採用して作業効率を高めており、今後は自動倉庫システムやドローン、寸法スキャナーなどを導入して自動化率を高める。
敷地内には太陽光発電システムも導入しており、今後規模を拡大する予定。メルセデス・ベンツのグローバル方針に沿い、2039年までにカーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)実現を目指す。
施設を運営するのはメルセデス・ベンツ・パーツ・ロジスティクス・アジアパシフィックで、資本金は1億8900万リンギ(約66億円)。事業拡大に伴い、35年までに15億リンギまで増資する計画としている。
■シンガポールでは倉庫リース権返上
メルセデス・ベンツは、シンガポール西部に構える物流拠点のリース権を返上する。リースの残余期間は16年5カ月で、所有者の政府系JTCコーポレーションから4620シンガポールドル(53億1000万円)の支払いを受ける予定。ジョホールに新たな拠点を開設したため不要になったとみられている。同拠点の敷地面積は3万7000平方メートル。延べ床面積が4万3000平方メートルの2階建て倉庫が建っている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
スナイ国際空港近隣の工業団地「スナイ・エアポート・シティー」の保税区に建設した。面積は9万3000平方メートルで、交換部品やアクセサリー、作業機器などを取り扱う。自動フォークリフトや清掃ロボット、移動型作業ステーションなどを採用して作業効率を高めており、今後は自動倉庫システムやドローン、寸法スキャナーなどを導入して自動化率を高める。
敷地内には太陽光発電システムも導入しており、今後規模を拡大する予定。メルセデス・ベンツのグローバル方針に沿い、2039年までにカーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)実現を目指す。
施設を運営するのはメルセデス・ベンツ・パーツ・ロジスティクス・アジアパシフィックで、資本金は1億8900万リンギ(約66億円)。事業拡大に伴い、35年までに15億リンギまで増資する計画としている。
■シンガポールでは倉庫リース権返上
メルセデス・ベンツは、シンガポール西部に構える物流拠点のリース権を返上する。リースの残余期間は16年5カ月で、所有者の政府系JTCコーポレーションから4620シンガポールドル(53億1000万円)の支払いを受ける予定。ジョホールに新たな拠点を開設したため不要になったとみられている。同拠点の敷地面積は3万7000平方メートル。延べ床面積が4万3000平方メートルの2階建て倉庫が建っている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。