【亜州ビジネス編集部】農薬製造などのヘクスター・グローバルは24日、バイオガス生産設備の開発などを手掛けるバイオガス・エンジニアリング（BEE）を買収すると発表した。株式55％を775万リンギ（約1億9600万円）で取得。農業分野の事業を拡大する。

　BEEは、食品工場の排水やパーム搾油排液（POME）などからバイオガスを生産する設備の開発や設計などを手掛けている。マレーシア・パーム油委員会（MPOB）と共同でバイオガス発酵システムを開発した実績もある。ヘクスターは買収により、自社の農薬事業の顧客にBEEのシステムを売り込む。


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