ニュース 2023/09/20 20:58
マレーシア:サラワク州政府、アンモニア工場建設を計画
化学 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】サラワク州政府は、メタノール第2工場の建設計画を棚上げし、代わりにアンモニア工場を新設する方針を明らかにした。メタノール第2工場を計画する州政府系の石油化学会社サラワク・ペトケムに対し、アバン・ジョハリ州首相が計画再考を指示した。国営ベルナマ通信が18日付で伝えた。
同州首相は、アンモニアは欧州や中東、東南アジアで需要が高いと指摘。製造時に発生する二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する環境に配慮した「ブルー・アンモニア」を製造・輸出する事業は、投資対効果が高いなどとし、計画変更を求めた。
また、石油化学と電力は新型コロナウイルス禍からの州経済回復の原動力になると説明。これら2部門で労働者数を19万5000人とし、都市部と地方の格差縮小にもつなげたいとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同州首相は、アンモニアは欧州や中東、東南アジアで需要が高いと指摘。製造時に発生する二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する環境に配慮した「ブルー・アンモニア」を製造・輸出する事業は、投資対効果が高いなどとし、計画変更を求めた。
また、石油化学と電力は新型コロナウイルス禍からの州経済回復の原動力になると説明。これら2部門で労働者数を19万5000人とし、都市部と地方の格差縮小にもつなげたいとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。