【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局の発表によると、2023年第1四半期の完成工事高は前年同期比16.6％増の322億1846万リンギ（約9700億円）だった。前年同期を上回るのは4四半期連続。前四半期比でも0.8％増え、新型コロナウイルスの影響が本格的に出始めた20年第2四半期以降で最高額となった。

　工事の種類別では、全体の4割弱を占め最大の土木工事が前年同期比17.2％増となり、3四半期連続でプラス。また、工場や商業施設を含む非住宅建築物は9.6％増とプラスを維持した。一方、住宅建築物は2.2％減と4四半期ぶりに落ち込んだ。資本別の内訳は、民間部門が全体の61.4％を占め、公的部門は38.6％だった。


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