ニュース 2022/04/10 20:59
マレーシア:ボルネオオイル、サバ州のセメント工場に出資
セメント マレーシア
【亜州ビジネス編集部】資源開発や不動産投資などを手がけるボルネオオイルは7日、サバ州のセメントメーカー、マキン・テグ(MTSB)の株式19.50%を取得すると発表した。取得額は5070万リンギ(約14億9000万円)。ボルネオは近隣で原料となる石灰石の鉱山を操業しており、出資によって販売先を確保するとともに、下流部門へ事業範囲を広げる。
マキンは1985年設立。ボルネオの鉱山の近隣で、クリンカーからセメントまでの一貫工場を開設する準備を進めている。同工場のポルトランドセメントの年産能力は22万3200トン。サバ州では初の一貫工場となる。ボルネオの鉱山の石灰石埋蔵量は6000万トン。
ボルネオはマキンの親会社であるMT23リソーシズから株式を買い取る。24カ月以内に株式10.43%を追加購入するオプションも取り付けた。サバ州では他州に比べセメント価格が高いため、高収益を見込めるという。また、インドネシアやブルネイ、フィリピンに近いことから輸出も期待できるとしている。
マキンの工場を含め、国内にはクリンカーとセメントの一貫工場が12カ所あり、うち9カ所は半島部に、2カ所はサラワク州に立地している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
マキンは1985年設立。ボルネオの鉱山の近隣で、クリンカーからセメントまでの一貫工場を開設する準備を進めている。同工場のポルトランドセメントの年産能力は22万3200トン。サバ州では初の一貫工場となる。ボルネオの鉱山の石灰石埋蔵量は6000万トン。
ボルネオはマキンの親会社であるMT23リソーシズから株式を買い取る。24カ月以内に株式10.43%を追加購入するオプションも取り付けた。サバ州では他州に比べセメント価格が高いため、高収益を見込めるという。また、インドネシアやブルネイ、フィリピンに近いことから輸出も期待できるとしている。
マキンの工場を含め、国内にはクリンカーとセメントの一貫工場が12カ所あり、うち9カ所は半島部に、2カ所はサラワク州に立地している。
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