【亜州ビジネス編集部】韓国のプリント基板（PCB）メーカーであるシムテックは、ペナン州に工場を建設する。投資額は5億780万リンギ（約131億円）。同社が東南アジアに工場進出するのは初となる。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
　現地子会社のサスティオが事業を推進。バトゥカワン工業団地の7万2000平方メートルの敷地に建設する。来年上半期にも生産を開始する予定で、代表者は、新型コロナウイルス流行による大きな遅れは今のところ懸念していないと述べている。従業員数は2023年までに1200人とする。
　シムテックは1987年設立。韓国と日本、中国に工場を構えており、世界の半導体メーカー向けにPCBを供給している。ペナンの工場がフル稼働すれば、生産全体の2割を賄う。


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