ニュース 2021/07/04 20:59
マレーシア:5G網整備にエリクソン選定、予算3割減で実現へ
通信 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】政府は、第5世代(5G)通信網の構築・運営を行うパートナーにスウェーデンの通信機器大手エリクソンを選定した。8社が参加した入札で決めたもので、エリクソンは政府が見積もった150億リンギ(約4000億円)より3割近く低い110億リンギで請け負う。ザ・スター・オンラインが1日付で伝えた。
5G通信インフラの管理を担う政府系の特別目的事業体(SPV)、デジタル・ナショナル(DNB)が3月に実施した入札で、中国の華為技術(ファーウェイ)や米シスコなど8社が応札する中、エリクソンが選ばれた。
政府は今年末までにクアラルンプールや行政首都プトラジャヤで5Gサービスを開始する予定。2024年までに5Gの人口カバー率を80%とする計画で、エリクソンがネットワークの設計・構築を担当する。ただ基地局やケーブルの6割以上は通信会社からリースするため、向こう10年は国内のインフラ所有者に利益がもたらされるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
5G通信インフラの管理を担う政府系の特別目的事業体(SPV)、デジタル・ナショナル(DNB)が3月に実施した入札で、中国の華為技術(ファーウェイ)や米シスコなど8社が応札する中、エリクソンが選ばれた。
政府は今年末までにクアラルンプールや行政首都プトラジャヤで5Gサービスを開始する予定。2024年までに5Gの人口カバー率を80%とする計画で、エリクソンがネットワークの設計・構築を担当する。ただ基地局やケーブルの6割以上は通信会社からリースするため、向こう10年は国内のインフラ所有者に利益がもたらされるとしている。
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